召喚獣のすゝめ 〜新時代の幕開け〜
こんばんは!
コロナで自粛ムードが続く中、最近Nintendo64とソフトを数本買いましたないめんです。
あと10年は戦えそうです。
さて、今日は4月1日以降適用の新ルール、及び新制限を踏まえながら来期の召喚獣について綴っていこうと思います。
新時代の幕開けと題していますが、大層なものではないので通勤通学の途中にサクッと目を通すぐらいで大丈夫かも。
本記事の締めくくりに下記の種明かしをしますので、気になる方はすっ飛ばしてください。
①新制限の雑感
②新ルールの影響(出来るようになったこと)
③まとめ&おまけ
①新制限の雑感
制限改定の内容については、発表されてから2週間ほどになるのでそれぞれで確認して頂きたいです。
サボってすみません。
まず、全体像としては「新ルールの影響を色濃く反映した制限」という印象を受けました。
長らく展開を助長してきた神子イヴ、ドラゴンリンクを支えてきたエルピィを禁止。
そして新ルールにより横に並べる力に長けたテーマの規制(ABCやジャンク、その他汎用融合系など)
裁定変更により全盛期ほどのパワーではないと判断されたもの(恐竜)
などなど、まだ結果を出していないテーマにも下方、上方の修正・メスが入ったように思います。
個人的には使いたかったABCが大幅規制を受けるなど残念な内容ではありますが、コナミが先に規制をかけておくパターンも珍しいですし、またそうしないとカオスな環境になるので冷静な目で見るといい改定ではないかなと思いました。
全体像としてはこんな感じです。
ではこの改定と新ルールをもって召喚獣にどのような影響があるのか、②で記していきます。
②新ルールの影響(出来るようになったこと)
一番大きな変更点としては融合体が好きな場所に出せる、というのがポイントです。
これまでは暴走経由のワンショットをする際にはEXのメルカバーを素材にしなければいけなかったり、gやファンタを貰ってしまうため安定したワンショットとは言えませんでした。
しかしながら、先攻で出したメルカバーがメインモンスターゾーンにいることにより、無理にメルカバーを素材にしなくてもよくなったり、メルカバーが無制限になったことを利用し毎ターン足して盤面を維持する、という戦い方もできるようになりました。
リンク先を確保しなくてもいい点も追い風です。
暴走の起動条件が融合召喚されることにあるので、クロシープのようにリンク先参照ではないということです。
右下左下にしか出せなかったために、魔術連打でライフを取る際にメルカバーやライディーン、アウゴエイデスなどの妨害を残しつつ動くことに若干の難がありました。しかしながらもうその必要もないため、楽に動けるようになったお言えます。
故に、これまでΛやブルエンを優秀な2股リンク2として採用していましたが、これも次第にぬけていくのではと考えています。
ただこれは相手にも言えることで、対サンダーは超雷単騎がEXにいないのでグラコンで突破出来ない、リンク経由せずに展開されやすいのでファンタズメイが腐りやすいなど、こちらの構築やプレイングに今までと異なるリスクリターンの管理が必要になるとみています。
総括すると、今回のルール変更は召喚獣にとってはプラスであると考えます。
グラコンやファンタに関してはその重要性が下がるため、その分他のカードを採用しやすくなるなどそこまでマイナス要素ではないと見ています。
メルカバーを素材にしなくてもよかったり、メルカバーを維持&増やしながらビートダウンが出来るようになったことは大いにプラスです。
その他、過去記事でも書いた思考リソースの話にもなりますが、気にしなくていいことが増える=やり易くなるということなので使い手も増えてくるのではないかなと見込んでいます。
③まとめ&おまけ
今後の環境次第ですが来期の召喚獣は環境クラスまではいかずとも、中堅ぐらいまでは登ってくると思います。
それを踏まえて各妨害の踏み方なども把握しておけばそこそこ勝てるデッキに昇華されるのではないでしょうか。
これはあくまで純構築なら、という話で混ぜ物ならまた違ってきます。
恐らく混ぜ物で一番パワーが高いのは召喚ドラグーンかなと。
ドラグーン関係が規制を食らったので、ドラグーン側からしても混ぜ物する際に独立したサブギミックが必要になるため、親和性は高いと言えるのではないでしょうか。
ただ、先日の制限改定を見ても、環境が激変するというわけではなさそうです。
ドラグーンは制限とは言え未だ健在ですし、オルフェゴールやオルターガイストなども全然いけるのではと睨んでいます。
追い風ではあるのですが、不利対面とされる組み合わせが多数存在するのは事実なのでプレイングや引きの強さの見せ所、という流れになると思います。
おっと、そろそろアマゾンへの探検隊が帰ってきた頃でしょうか。
〜ここからおまけです〜
こちらですが、ツイートした後、多くの方からマジ?どういういうこと?といったお話を頂くようになりました。
これからこの謎を解明していきますが、先に断っておくと
・既存ギミックの発展(応用)
・ロンギ貫通はするけどワンショットは状況次第では出来ない(盤面は作れる)
・ロンギ適用後の誘発はわらし以外は貫通不可、魔法陣があればピンポイントでγは貫通可能
・ロンギ以外の誘発は貫通してワンショット可能(魔術素引きを除きアレイスターにうらら泡ヴェの場合)
・魔封じ勅命を擦り抜けて盤面を作ることも可能
・メインに素引きゴミ無し
というのが今回のギミックの主要ポイントです。
では早速ギミックのルートを見ていきましょう。
はい。実はハリファイバーを使うんです。
この展開だとロンギで除外出来なくとも暴走メルカバーは成立するので、最低限の盤面は作れますし、次ターン魔術回収して再始動することが出来ます。
勿論最終盤面は採用する召喚獣によって異なりますが、大体が上記の通りに落ち着くのではないでしょうか。
このギミックのはドロドロゴンがおしゃれポイントです。
元々このギミックはABCの格納庫一枚からドラバスメルカバーインフィニティの展開から着想を得たものです。あちらは暴走ではなく、クロシープを使用していましたが、リンクロスを2枚使うため来期では出来なくなってしまいます。
ここで着目したのが、2の効果にしっかりと「融合召喚する」と記載されていることです。
これがもたらす利点としては
・暴走魔法陣の恩恵を受ける
・暴走のトリガーになる
この2点になります。
魔法陣があればピンポイントでγ貫通可能としたのはこれのおかげですね。
また、1の永続効果でアレイスターとしての代用が可能です。
これはフィールドは勿論、墓地でも適用が可能です。
沼地の魔神王と同じ裁定で、除外・デッキの中は適用不可ですが、場及び墓地であればアレイスターとして融合することが出来ます。
これが意味するのは
「ハリが成立すればアレイスター絡まずともワンショットがほぼ確定する」
ということです。
ハリ成立札にもよりますが、展開途中で必ず風水光は落ちています。
メルカバーが着地した後魔術でドロゴンと何かを混ぜて聖典を持ってくるルートを経由すれば大体はライフが飛ばせるかと思いますし、ワンショットしなくとも盤面が作れます。
墓穴が撃たれても暴走と混ぜればいいだけなので、盤面形成は非常にしやすいです。
またはアレイスターが絡めば墓穴一枚ならドロドロゴンを、2枚なら暴走を混ぜればいいだけです。
これが墓穴クロウ貫通の秘密です。
まぁオライオンに撃たれたら終わりなんですけど、それならアレイスターの魔術サーチも通ってる可能性が高いのであまり気にしていません。
メインにゴミ無しとしましたが、ハンドにオライオンが来てもハリは手札から呼べるし、オライオンからのハリ成立であればハリからγを呼べば同じ展開が出来ますのでゴミ無しとしました。
EXに関しては4枠ならメリットのほうが偉大すぎるので許せるかなと。ハリが誘発で止まっても相手ターンにブリキを出せば壁になるし、残るなら暴走の素材になると良いことばかりです。
リンクロスは暴走からの光供給、暴走を墓地に落とせるので墓穴のフォローも出来ます。
魔封じ勅命をすり抜けるという点ですが、SSチューナーの採用を速攻魔法(緊急テレポート)やモンスター効果で動くものにすれば、ワンショットまではいかずとも盤面が作れることになります。
さて、採用するチューナーですが前述の緊急テレポートもあるので、強く打てるγを採用出来るのがかなり大きいです。
後攻で相手の妨害に撃てるのも強いですし、うららが無制限になったことにより魔法陣などに撃たれることも多くなります。また、光なのでハリオラ着地後にアレイスターと混ぜてメルカバーを出し、以降の誘発ケアになるのも非常にシナジーがあると言えます。
また、今の構築では抹殺の指名者を採用しているので、相手のγにも影響があるのも面白いかもしれませんね。
その他のチューナーとしては神樹がチェーンブロックを組まない、誘発通常→アルミラージから動けるので優秀と判断し、採用しました。種族と属性的にもハリに行かずに暴走の素材になるので非常に気に入っています。
あとは死者蘇生が必須かなと。
アレイスターにヴェやうららを撃たれた際に蘇生から釣るといううまぶりムーブが出来ます。
色々書きましたが本当に優秀なギミックだと思います。ハリ成立≒暴走成立にもなり得るので、上手く共存できるものだと自信を持っています。
強いて言うなら、泡以外の罠を積む余裕がないので、結界波への耐性が下がってるぐらいです。
しかし、聖典で1妨害は残せるので耐性0ではないと言えるでしょう。
このギミックのおかげでアレイスターに誘発もらってもハリが成立すればリターンが大きく、これのおかげで勝ちを拾った試合が多々あります。
実際にあった例としては
アレイスター+神樹+抹殺+手札2
でアレイスターにヴェ→アルミラ神樹でハリにうららに抹殺→
で手札1+アレイスター、暴走アウゴエイデスライディーンの盤面を作り、オルフェゴールを封殺した試合もありました。
爽快感ハンパないですね。
今のところの使用感ですが、実戦の機会が少ないものの、非常に好感触です。
罠を使いたいと思うシーンも勿論ありますが、
・引く罠の質に左右されない
・安定して前を作れるので妨害もライフも取りやすい
・誘発への耐性が高い
これらの理由もあり、恐らく今後も使い続ける型になりそうです。
さてさて、おまけが長くなってしまいましたが皆様いかがでしたでしょうか。
ギミック開発から公表に至るまで期間が空いてしまいましたが、なかなかに画期的なものだと我ながら思っています。
ちょっとでも「なるほど」とか「すげぇ」となった方いらっしゃいましたらRTやいいね頂けると幸いです。
最近幻魔も楽しいので次はそちらの記事も書きたいなぁと思っています。
ではまたいつの日か。