召喚獣のすゝめ~マスターデュエル編~
皆さんお久しぶりです。
マスターデュエル、やってますか?
以前からリリースの情報はあったものの、今年の1月に突如としてリリース、今や1000万ダウンロード突破と勢いにのっていますね。
普段遊戯王の話をしない方も遊戯王について触れてくださっていて、現役OCGプレイヤーとしても喜ばしい限りです。
OCGでもプレイ経験のある方はデッキ選択やプレイングにもある程度の予備知識はあると思いますが、今日はどちらかというとOCG経験もあまりなく、マスターデュエルをとりあえず始めてみたという方向けの記事です。
プレイングやメタの回し方等、語るところは多いですが、初心者の方にいきなりそんな話をするより、まずは楽しんで頂き、遊戯王というコンテンツに興味を持ってもらいたいと思うため、今回はデッキ紹介、その中でも自分がOCG・マスターデュエル共に愛用している召喚獣について解説していきます。
・召喚獣はどんなデッキ?
メインデッキのモンスターはこの召喚師アレイスターのみ、その他のテーマカードもマスターデュエル・OCG共に4種類と非常にコンパクトな融合テーマです。
エクストラデッキは9種類存在しますが、複数採用するものはこのうち2~3種類で、そもそも採用しないカードも場合によってはあるため、メインデッキの枠の少なさもありテーマ単体での構築ではなく出張構築もよく見受けられます。
融合テーマといってもその融合方法はやや特殊で、アレイスターからサーチ可能な召喚魔術による場・お互いの墓地のモンスターを除外して専用の召喚獣モンスターを融合召喚します。
相手の墓地のモンスターを除外するので、墓地利用をするテーマに対しては強力な一手になり得ます。
また、手札のモンスターのみを素材にする場合限定ですが、他の融合モンスターを融合召喚することも可能なため、こういった点も出張されやすい理由の一つです。
テーマ内のフィールド魔法は鍵となるアレイスターを手札に加える効果を持つため、必須カードではあるのですが、融合召喚を含む効果の「発動」を無効にされず、その融合召喚成功時には相手は一切の効果を発動できないため、他の融合テーマからもよく採用される1枚です。
こちらは場の召喚獣モンスター1体をリリースして他の属性の召喚獣にスイッチするカードです。
単純に状況に応じた召喚獣モンスターを呼び出せるほか、バトルフェイズ中に発動して追撃を狙ったり、対象に取る効果等にチェーンして効果の適用範囲から逃れるといったテクニカルな使い方も出来ます。
こちらのカードはメインデッキ内ではサーチが出来ないのと、そもそも場に召喚獣を用意しないといけないため、デッキタイプによっては採用をしていない方もいらっしゃいますが、私は好きだし強力なカードだと思っているので1枚はほぼ必ず採用しています。
すみません、このカードだけは片手で数えれるぐらいしか使ったことがありません・・・
後述のアウゴエイデスやエリュシオンがいるため、除外から帰還させれることは非常に強力なのですが、サーチ手段も乏しく、その条件も困難なため、採用している方は本当に少ないと思います。
メインデッキがコンパクトな分、エクストラデッキの種類は豊富です。
状況に応じた召喚獣で戦うことが求められますが、簡単に各カードと役割を記しておきます。
召喚獣を構築する上で必ず採用されているといってもいいのがこのカード。
同じ種類のカードを手札コストとして要求しますが、その分無効破壊ではなく、除外と墓地活用を封じます。また、名称ターン1ではないため、複数体を並べることが出来れば安定した制圧が可能になります。
こちらはモンスター限定ですが、そもそも相手に1回しか効果の発動をさせず、攻撃も1体でしかさせないと相手を拘束する性能に長けています。他のカード(手札や罠)で1ターンしのげそうであればメルカバーよりこちらを優先することもあります。
ただし、前述ノメルカバーとは若干噛み合わない部分もあり、発動を無効にした場合は相手はもう1回発動できてしまうという点がネックなので、ある意味玄人カードともいえるかもしれません。
自分・相手ターン問わずにモンスター1体を裏側守備表示にすることが出来ます。
リンク召喚やエクシーズ・シンクロ召喚は表側のモンスターしか素材が出来ないことが殆どなので相手のモンスターの召喚・特殊召喚に合わせて使えば妨害として機能しますし、自分のモンスターに「表側のカードを対象に取って効果を無効にする」効果等が使用された際にこのカードの効果を重ねればその処理を回避できるといった、防御としての1面も持ち合わせています。
これは妨害というよりかは攻め手に長けるモンスターで、相手がモンスターを複数並べていればいるほど強力になるカードです。
相手が守備力の低いカードを大量に並べているのであればこれで一掃してゲームエンドにまで追い込めるほどのカードのため、メルカバーと同じく採用されやすい一枚です。
効果はありませんが、ステータスはどちらも優秀なので油断している相手に大きな一撃を叩き込むことが出来ます。
環境に多く採用されている増殖するGを素材に出来るため、こちらも採用率はそこそこある1枚です。
悲しいことにこれが1番採用率低いんじゃないでしょうか・・・
とはいえ相手の効果の対象にならず、効果で破壊されないため、耐久性は召喚獣のなからも群を抜いていると言えます。
また、守備表示のまま攻撃出来ることから、相手の攻撃反応系のカード(ミラーフォースなど)も警戒しつつダメージを取ることが可能です。
これがデュエルリンクスだと禁止ってマジ?
今までの召喚獣モンスターとは違い、属性ではなく素材に融合体を指定しています。
このため、融合召喚するには多少の準備が必要ですが、法の聖典からも呼び出せますし、その効果もモンスター破壊・打点アップと労力に見合っていると言えます。
メガラニカからこのカードを出せば5000打点を叩き込めるので、出張デッキでもこのカードはよく採用されています。
こちらも属性指定ではないですが、アウゴエイデスより複雑な召喚条件で、法の聖典からは呼び出せない召喚獣モンスターとなります。
ただしその効果は強力で、墓地や場に召喚獣がいれば強力な除去効果を持ちますし、自身を対象に取れば神属性以外の相手のモンスターを全て除外することも出来る、本当に強力な性能を持ちます。
採用している方は少ないですが、私は何度も助けられているため、今でも世話になっています。
召喚獣テーマにおける唯一のリンクモンスターです。
唯一のリンクモンスターということもあってかその効果は強力で、前述の法の聖典を手札に加えることもでき、これが成立すればライフカットのスピードが段違いに上がります。
そうでなくとも、アレイスターとしても扱えるため、アレイスターが引き込めていないときに融合素材になってくれる、非常に小回りの利く1枚です。
さて、長くなりましたがテーマの解説は以上とします。
今回マスターデュエルで紹介したいと思ったのは単純に好きだからという理由もありますが、
・動きがシンプル
・組みやすさ
本当の理由は上記2点と、デッキを変える気分転換やとりあえず触ってみたいという方にはそこそこのパワーを保証しつつ楽しんで頂けるのではないかと思っています。
アレイスターからダイレクトにこちらにリンク召喚できるため、アレイスターから召喚魔術をサーチすれば1枚でメルカバーに到達できるという非常にシンプルかつ強力な妨害を立てる動きが取れます。
つまり、後の手札4枚はなんでもいいので、手札誘発や強力な罠カードだけで構築することも可能です。
また、先にお伝えした通りメインデッキに採用するカードも少ないため、他のテーマと共存・出張することもおすすめです。
この記事の最後にいくつか組みやすさ重視で出張レシピ・現状使っているデッキレシピを紹介しますので、是非参考にしてみてください。
・組みやすさについて
OCGでもそうですが、エリュシオン以外マスターデュエルでもSR以下と非常に安価で組めることにあります。
URは余ってないけどSRなら組める!という方も多いのではないでしょうか。
先にお伝えした通り出張性能も高いので、飽きにくいテーマだと思います。
まとめ
正直言うと環境トップのテーマに安定して勝てるかというとそういうものでもないですが、テーマの理解度が深まれば勝機は全然あるので面白くないというゲームは多発しにくいと思います。
ただ、今回はどちらかというと遊戯王というコンテンツに興味を持っていただきたいため、皆さんの参考になればという思いでこの記事を書きました。
では、最後に出張デッキレシピ・現在組んでいるレシピをいくつか紹介して〆たいと思います。
手札誘発などは好みもあると思いますし、そもそも自分もURが惜しくてそんなに種類はもっていません。
勿論質問などあれば答えますので、お気軽にお声かけ下さい。
壊獣はRが多いのもあって組みやすく、属性も多岐にわたるため召喚獣との相性も良いです。
狙えるようであれば暴走召喚師を成立させ、法の聖典から後手1キルを狙ってもいいと思います。
マギストスもそこまでレアリティは高くないのと、召喚獣と同じシークレットパックの収録になるため、ここから入るのもありかもしれません。
アイワスのコントロール奪取が先攻後攻問わず強力なため、先述の壊獣と合わせてみてもいいと思います。
こちらは立ち回りが少しテクニカルになりますが、コードトーカーにも興味がある方は是非触ってみてください。拘束力に重きを置いたデッキになるため、モンスター主体のデッキに対しては有利に出れると思います。
こちらはストーリーでも出てくるエレメントセイバーとの出張です。
エレメントセイバーが墓地では任意で属性を変えれるので、状況に応じた召喚獣を出しつつ、場魔法で戦闘の補助も可能です。
とりあえず4つを紹介しましたが、あげだすとキリがありません。
この他にも閃刀姫やジャックナイツなどと合わせることもありますが、是非ご自身に合ったレシピを探してみてください。
あるいは合わせたいテーマさえ投げかけてもらえればある程度のレシピは作れると思います。
それではよきデュエルライフを。
@NaimenGTNnew