ないめんの備忘録

思ったことをかきます。宇宙。

召喚獣のすゝめ ~アウゴエイデスについて~

最近七味唐辛子とマヨネーズの組み合わせに可能性を感じています。

 

どうもどうも、のっけからよくわからないことを書いていますが、今日はエタニティ・コードで新たに収録された召喚獣新規、召喚獣アウゴエイデス」について色々と解説していきます。

 

①アウゴエイデスってどんなカード?

②アウゴエイデスのおかげで新たに出来るようになったこと

③アウゴエイデスと相性のいいカード

 

この3本をメインに書いていきますよ、1919

「召喚獣アウゴエイデス」の画像検索結果

 

①アウゴエイデスってどんなカード?

 

ラメイソンと融合したみたいな見た目ですが、まんまそうだと思います。

アレイスター・クロウリーの名前を冠するリンクモンスターもいるぐらいですからね、しょうがないね

 

素材にアレイスターと融合体を指定していますが、この融合体は「召喚獣」を指定していないのがミソですね。ここについては②で解説したいと思います。

 

❶の効果ですが、8種類いる召喚獣の中でも、ライディーンとエリュシオンに次ぐ、「能動的に相手の盤面に干渉出来る」カードとなります。処理という意味で言うならエリュシオンとこのカードのみになりますね。

 

比較対象に挙げやすいのは「月華竜ブラックローズ」が適役ですね。

 

「月華竜」の画像検索結果

 

こちらとの違いは「破壊」か「バウンス」かですね。

現代遊戯王は破壊耐性を持つカードも多いので、除去の強度の関係で月華竜に軍配が上がりそうですが、処理を行う対象の範囲はアウゴエイデスのほうが優秀です。

SS時の発動タイミングはどちらも同じですが、既に存在する状態での条件は月華竜が

・レベル5以上がSSされなければいけない

に加え、

・バウンス出来るのは既に存在するものも含めSSされたモンスターのみ

となっています。

これに対しアウゴエイデスは

・SSがトリガーではあるがレベル指定が無いためリンク体や下級にも反応する

・破壊対象にするモンスターはNSされたものでも可

と対応範囲がそれぞれ異なっています。

 

そもそも召喚条件や除去の性質が違うため、あまり両者を比較しすぎるのはよくありませんが、この違いが召喚獣には結構差となります。詳しくは②で解説します。

 

そして❷のパンプ効果ですね。

こちらもコストにする融合体に「召喚獣」指定はありません。召喚獣内で使うとすれば、エリュシオンを除外すると5200になり、アレイスターのパンプも入れると6200、暴走の打点が1800なのでこれで8000ジャストですね。ありがとうございました!

まぁ実際はここまでうまくいくとは思いませんが、比較的出やすいメルカバーやプルガトリオ、メガラニカをコストにすればなかなかのゴリラです。

起動効果のため、バトルフェイズ中に聖典から出して聖典のコストをそのままパンプ素材にすることが出来ないのが惜しいところだなと思います。

❶はダメステでも撃てるのに、❷が撃てないのは歯痒いですね(公式DBに記載あり)

 

さて、ざっと効果の基本的な解説をしてみました。

ぼんやりとでもいいのでわかってほしいのが、

召喚獣に初めて効果破壊が実装された」

「状況次第では最高打点が更新された」

この2点になります。

 

では、続いて②に参りましょう!

 

②アウゴエイデスのおかげで新たに出来るようになったこと

 

大きく分けると①でも触れた

・効果破壊の実装

・最高打点の更新

こちらになります。

では、この2点を活用し、具体的にはどのような状況に対応できるのかを実際にありそうな事例を交えながら見ていきましょう。

 

まずは「効果破壊」からですが、こちらは召喚獣からしても相性の悪い、「叢雲ダイーザ」への一つの回答となり得ます。

 

「ダイーザ 遊戯王」の画像検索結果

 

 

かのデッキと言えば、ダイーザやグラットンなどをゴリラに育て上げていき、打点をぶち込むという印象ですが、アレイスターのパンプでは間に合いません。グラットンはメルカバーでもケア出来ますが、そこに使わされるのが相当きついです。

また、ダイーザのパンプは永続なのでメルカバーではどうしようもありません。ライディーンもいますが、1ターン耐えるだけで、返しで処理できず結局解決策になりません。

ここで、今回の新規アウゴエイデスが光ります。

 

・グラットンをSSした際、召喚無効ではなくコストを必要とせずそのまま処理できる

→横にダイーザや他の生き物が並んでいた場合、そちらを破壊することも可能

 

これにより生存確率と返しの除去がしっかりと確保され、多少楽になります。

 

また、昨今のドラグーンや展開系のメタとして採用されている、壊獣や隕石の処理にも一役買います。

投げられる側はメルカバーがいるので一旦忘れるとして(壊獣やラー玉は知らん)、実は投げた後もこいつらを処理するのに、召喚獣のギミックでは結構困ってしまいます。

簡易採用型であれば、サウサクで吸うという方法もあるのですが、これはこれで簡易が引けなかったときに処理が出来ず負けに繋がりかねません。

アウゴエイデスであればこれらのモンスターも処理が出来るため、隕石などが採用しやすくなりました。

また、アレイスターをアルミラージにした際にファンタが飛んできて打点が足りない!なんてときも、暴走魔法陣適用下であれば楽に処理出来ます。

 

効果破壊についてはざっとこんなところでしょうか。

後手捲りのイメージが強いカテゴリに妨害手段が用意されるのは喜ばしいことです。

 

では次に「打点の更新」です。

先ほどのエリュシオンを絡めたルートはあくまでも一例で、あの例はほとんどないと思います。ただ、この打点の更新と効果破壊により、聖典が無くてもキルラインがぐっと下がっています。

効果破壊で相手の打点を下げるのは言うまでもありませんが、墓地に融合体が落ちている状態であればアレイスター自身のパンプと墓地のカリギュラ(ATK1000)で最低でも2000パンプが期待出来ます。メガラニカであればアレイスター込で4000パンプが出せるので、相手がライフコストを使用していたり、こちらが魔術を適当に連打するだけでもワンショットを狙えます。

また、メルカバー単騎エンドで聖典を切った、あるいはライディーンに変換した後であれば、墓地に融合体が残っているので更に楽になりましたね。

個人的にはエリュシオンにいくかアウゴエイデスを構えるのかで選べるようになったのは非常に助かっています。

 

というのが私見ではあります。でも皆さん忘れていませんでしょうか?

アウゴエイデスの素材やパンプコストが「融合モンスター」であれば何でもいいということを・・・

 

「召喚魔術」の画像検索結果

 

あ~相手の墓地のドラグーンを還らぬものに出来るんじゃ~^~

そう!融合体であればなんでもいいので、超融合でスターヴやドラゴスタペリアを出した後、ドラグーンを飛ばせてしまうんです・・・

もしくはダイレクトにアレイスターと超融合してアウゴエイデスでどや顔してもいいですね。

最近はリリクラ型も増えているため、そううまくは行きませんが、アレイスター+超融合+超融合のコストで「アナコンダ+ドラグーン」の盤面をワンショットまでもっていけます。

 

超融合でドラゴスタペリア、アレイスターと混ぜて2股リンク2(ラムダでもいいですがEXの枠と後ろ剥がしの都合上ブルートエンフォーサー推しです)、ドラグーン飛ばしてアウゴエイデス、アナコンダで2000減っているため相手は6000

この状況で、パンプコストも融合体であればなんでもいいため、ドラゴスタペリアを除外しパンプすればアウゴエイデスが4700+ブルエン1600でアレイスターハンドに抱えながら対あり!となります。もしくは魔術素引き限定ですが、アレイスターに神罠を貰った場合なんかは超融合で出したやつをグラコンに変えれば1000+アウゴエイデスの2000+アレイスターのパンプ1000+墓地融合のパンプで6000以上切りに行くことも可能です。

 

本当にこの条件の緩さのおかげで、暴走アレイスターが成立しない状況でもキルが可能、もしくは妨害を構えつつライフを取りに行くことが容易くなりました。

 

とまぁここまでアウゴエイデスの強さを並べてみましたが、次の

 

③アウゴエイデスと相性のいいカード

 

これで本記事を締めくくりたいと思います。

「相性のいいカード」というよりかはアウゴエイデスの出現によって「引き立つ」カードを紹介していきたいと思います。まぁどっちでも同じですね。ちょっとだけじゃよ。

ただ、隕石や壊獣・超融合については先に触れているのでこちらでは省きます。

 

・簡易融合

→任意の属性を出せる、暴走のトリガーになると言わずもがな召喚獣と相性のいいカードですがここに「墓地に融合体を貯めれる」が追加されます。この利点は②で語りましたね。

 

・法の聖典

→今まではワンショットの潤滑油的な存在でもありましたが、アウゴエイデスの存在により、これまでにもわずかながらあった「妨害」としての面も強くなりました。簡易融合をフル投入して聖典を2枚積んでもいいかな、と思える程です。

 

・月の書

→これまでは裏にしたあと、そのモンスターをどう処理するのか、という懸念点もありました。(例:超雷を裏にしたときなど)アウゴエイデスは裏のモンスターも割れるため採用理由としては悪くないと思います。

 

・戦華の孟ー曹徳

 

「戦華の孟-曹徳」の画像検索結果

 

同じ弾で収録された戦華の新規ですが、こいつを刺してみるのも面白そうです。プルガトリオでSS条件が整いやすいのもあるため、ちょっと真面目に考えています。

 

・魔法名ー「大いなる獣」

 

「遊戯王 魔法名」の画像検索結果

 

皆このカード知ってます?これも召喚獣登場当初から収録されているカードなんですよ?

サーチ方法が相手依存で限定的なのもあり、そこまで強いカードではないのですが、アウゴエイデスの登場により、出しやすさも増し、ピン刺しして引けたらラッキー程度に考えてもよさそうなぐらいにはなりました。

 

他にも挙げていくとキリがありませんが、ひとまずはこの5枚が「自分が採用するかも」という視点で考えたカードになります。

 

さて、ここまで長々と書きましたがいかがでしたか?

召喚獣以外に様々なデッキが新規を得ているため、召喚獣にとって追い風かどうかは微妙なところです。リリクラドラグーンや次元障壁が流行っていることにより、どちらかというと向かい風な気もします。

ひとまずはこの記事がアウゴエイデスの良さを知るきっかけになればいいなと思っています。

 

では、このあたりで。お読みいただきありがとうございました。

 

P.S.

七味マヨネーズを納豆に混ぜるとまさに…

 

「悪魔的だ」の画像検索結果

 

最新作は観ていません。酷評の方もいますがどうなんでしょうか・・・?